ワクチンは効果があるのか?様々な見解(陰謀論から似非科学論)

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ワクチンに対する賛否両論は、とても過激な内容もあります。しかし、ワクチンと言っても、様々なワクチンがあり、すべてのワクチンをひとくくりに考えることはできません。

ワクチンというものに対して、懐疑的な見解はとても多く、その根拠も納得できる気がします。しかし、ワクチンがあるからこそ、今、この国も世界も寿命が延び、恐ろしい病気から身を守っているという見解にも納得できます(と、言うか、そう信じてきました)。

真実はわかりませんが、様々なワクチンに対する意見をご紹介します。

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NAVERまとめが紹介するインフルエンザワクチン否定論

インフルエンザワクチンは打たないで!【常識はウソだらけ】

インフルエンザ・ワクチン、どうしてみんな打つのでしょう。もちろん、効くと思っているからでしょう? でも、インフルエンザ・ワクチンはまったくと言っていいほど効かないのですよ。これは私たちウイルスを学んだ者にとっては常識です。(インフルエンザ・ワクチンは打たないで! 単行本 紹介) 更新日: 2017年08月06日

NAVERまとめは誰もが一度は見たことがあるキュレーションサイト。最もアクセス数が多いキュレーションサイトと言われています。影響力が絶大ですね。

(NAVERまとめ(ネイバーまとめ)は、韓国のIT企業ネイバーの子会社、LINE株式会社が運営するCGM型Webキュレーションサービス※Wikipediaより)

NAVERまとめは、筆者も大好きです。何か調べる時に、まとめた情報を提供してくれるので面白い!

しかし、忘れてはならないのは、キュレーションサイトの情報をまとめているのは、その分野の専門家ではありません。あくまで、ネット上にある情報をまとめているだけのサイトであり、多くの人がアクセスしてくれることが収入源になっているサイトです。キュレーションサイトに掲載されている内容に対して、運営者が責任を持っているわけでは無いことを十分に理解した上で参考にしたり、楽しんだりしてください。

このキュレーションサイトに対して真っ向から否定しているワクチン賛成派のサイトがあります。

お薬Q&A 〜Fizz Drug Information〜 誤解や偏見から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい

 特に、「インフルエンザワクチンは打たないで」というNaverまとめは検索上位に表示され、非常に多くの人が閲覧し、大きな影響力を持っています。しかし、この記事で出典・根拠としている情報は非常に古いものや、間違った思い込みによるものが多く、誤った情報と言わざるを得ません。

こうしたデマが広まると、「インフルエンザワクチン」を敬遠し、適切な予防や治療を受けられないといった被害が出る恐れがあります。

ワクチンを打たないことのほうが危険であるという解説です。乳幼児がワクチンを打たなければ、ポリオや脳炎により重篤な後遺症を残すことがあります。

また、おたふくかぜや麻疹も、時に重い後遺症を残すことがあります。

ワクチン否定者たちが、英文の解釈や科学を間違って解釈している」ということを説明しているサイトもあります。

うさうさメモ

ワクチン否定論者の解釈の間違いを徹底的に追及しているサイトです。

本ブログでは医療・医学に関するデマを取り扱っています。以下のようなものです。

「受動喫煙は悪」はでっちあげ?
「子宮頸がんワクチンで不妊」はやっぱりデマ
「風疹ワクチンを打つ必要がない理由」の誤解
「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の嘘」の検証をわかりやすく

これらの記事で取り上げている話題は、専門家の間で論争になるようなことではありません。むしろ、「は?なにそれww」と一笑に付されるようなものでしょう*1。しかし、ネット上やテレビ、雑誌などのメディアで、あたかも「賛否両論」であるかのように取り上げられることがあります。それによって、専門家から見れば突拍子もないような「幻の争点」が、社会的(時には政治的)に力を持つことになります。 http://d.hatena.ne.jp/usausa1975/20150316/p1

ネットの情報を見ていくときに、海外の文献で理解できないものや、噂として「発表の部分的な解釈を意図的に操作」されることは、メディアでも良くあることです。うさうさメモさんのように、科学的にアプローチして説明してくれるサイトはしっかり目を通しておくと良いですよ。

インフルエンザワクチンに対して否定的な本

ワクチンに対する否定的な検証もたくさんあり、書籍かなり出版されています。我が子のワクチンに不安を感じるのは、筆者も良く解ります。

リスクとメリットを良く理解して、ワクチン接種を決めたいものです。

他国のインフルエンザワクチン接種率

先日お伝えしたように、日本はインフルエンザワクチンについては後退する歴史をたどっている最中ですが、世界の国々はどうなのでしょう?

社会実情データ図録 インフルエンザ・ワクチン接種率(65歳以上高齢者ーOECD諸国)

グラフ化されているサイトを一つ見つけたのでご紹介します。ただし、このグラフは65歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種率です。

このグラフが正しいとすれば、先進国の中でも、日本はぼちぼちワクチンを接種している国です。北欧諸国でワクチン接種率が低い理由は調べられませんでした。メキシコの接種率が異常に高いのは、新型インフルエンザの大流行があった影響です。

インフルエンザワクチン接種が高くなるかどうかは、啓蒙活動が盛んかどうか?が最も大きな要因ではないか?と説明されています。

OECDとは経済協力開発機構。経済協力している国々で、インフルエンザにより労働力が低下することを懸念して統計がとられたようです。

陰謀論

WHOが世界の人口調整を行っている」という陰謀論は、耳にしたこともある人も多いかもしれません。もしかしたら、あるかもしれない。全くのデマかもしれない。真実は知りようがありません。

カレイドスコープ

「子供が生まれなくなる日」-それは本当にやって来るのだろうか。

「日本ではもうポリオは発生していないのに、なぜポリオ・ワクチンの接種が必要なのですか?」
日本ではポリオ(いわゆる昔の小児麻痺)は完全に撲滅されました。
それなのに「何故?」。

このサイトは、かなりオカルト系で極端な解釈かなぁとは感じます。

THINKER 

驚くべきことに、このスペイン風邪も、じつはワクチンが原因だったのです。テレビや新聞のニュースでは一切報道されませんが、最近になってその原因の科学的な究明が進んでいます。

その結果、判明したのは、米軍内 で接種されてきた腸チフスワクチンが体内で変異を起こして強力なパラチフス菌になり、それがインフルエンザの正体であることがわかったのです。そして、それが米軍内から発生していることを隠蔽するために今でもスペイン風邪と呼び続けています。このとき、インフルエンザにかかったのは、ほとんどがこのワクチンを接種された人達でした。

THINKERは先のカレイドスコープのようなオカルトチックなサイトではありませんが、読んでいくとワクチンが怖くなります。

ワクチンに懐疑的な医者の意見

自然派医師のブログ

私はワクチンの反対派と言って良いと思いますが、それでも、「予防接種を打つか打たないかに決まった答はない」ことをいつも強調しています。
何をメリットと考え、何をデメリットと考えるのかは、100人いれば、100通りの考えがあるからであり、だれも決して強制する事はできません。

現役の日本の医者のブログです。非常に温厚に自分の意見を発表されています。ワクチン否定者ではあるけれど、ワクチンを悪と言っているわけでもありません。

医療的な利権を疑う意見

NAVERまとめ インフルエンザ予防接種の効果 ワクチン利権 病院 製薬会社儲かる

インフルエンザにかかった人達の中に、予防接種をうけたのになったという人たちが多数いたので、予防接種について調べてみると打つ意味があるのか?と疑問に思い、まとめてみました。 更新日: 2014年08月19日

ワクチン利権については、たくさんの意見がネット上に溢れているので、NAVERまとめのキュレーション力を尊重してご紹介します。

ワクチンという医療行為が、製薬会社の利権に関わるのかどうか?真実はわかりませんが、子宮頸がんワクチン利権問題が浮上してから、日本でもさらに懐疑的な意見が多くなったように思います。

情報速報ドットコム

メーカーは、1回分平均約350円で作ったワクチンを、約600円で販売会社に出荷する。販売会社は約750円で「卸」と呼ばれる業者に売り、卸は約1000円で医療機関に納める。
インフルエンザワクチン接種は健康保険の対象外で、接種の料金は各医療機関が自由に決める。同省の昨年の調査では、1回の接種料金は平均3000円だった。1万円近い例もあるという。

ただ、一つ冷静に考えるべきなのは、ワクチンの原価が350円だったとして、予防接種の末端価格が3000円や5000円になるのは当たり前のことです。医療行為に対する人件費などもろもろ必要なわけですから、誰かが利益を出すためだけではなく、安全な仕事をするためには価格が上がっていくことは当たり前。原価と末端価格だけで論じる人が居るならば、まず、経済の概念から知るべきですね。

筆者の見解

ネットを見れば、陰謀論を唱えるような過激な意見は目を引きますし、逆にワクチン否定者である人間を、リテラシーが低いと否定する人達も居ます。

確かに、ワクチンの種類によっては、多くの人が接種しなければ意味が無いとされるものもありますから、できれば多くの人が共通の認識でワクチンを「受ける、受けない」を決定できるのが望ましいですよね。

数日、ワクチンについてネットで調べ続けた筆者の見解を記したいと思います。

意味のないワクチンもあるかもしれないと疑うことも必要

これはインフルエンザワクチンの前橋レポートにあるように、有用性の根拠を示すことがとても難しいワクチンが多すぎることが問題です。

前橋レポートは、筆者は有用な統計と考えましたが、人によってはこのレポートすら古すぎる!それを根拠にするのは意味が無い!と言っている人もいます。

しかし、それでは、その前橋レポートに変わる、有用な統計があるのか?実は、新たなるレポートも出ているものもあります。しかし、筆者の統計に対する考え方により敢えて割愛しています。何故なら、インフルエンザのような毎年形を変えて流行する疾病は人が抗体を持っているものなので、インフルエンザワクチンが有用であったかどうかという統計を取ることがかなり難しいと思えるからです。新しい統計では、高齢者のワクチン接種率がデータに入ってきます。高齢者は、体力は弱くなっていますが、長く生きている間に多くの抗体を身体に取り込んでいることがわかっています。つまり、若者と高齢者を混ぜ合わせて特定のインフルエンザに対する罹患率を数値化しても、意味が無いと筆者は考えます。

一部の統計やデータを見て判断することができないものである。ということを念頭にいれて、様々な情報を見ることが必要なのです。そのため、意味のないワクチンも存在しているかもしれないと考えるほうが自然であると筆者は感じています。

人口調整や利権がらみの問題はあってもおかしくない

筆者は、陰謀説を論じるのはバカらしいと思っていますが、私たちの知りようの無いところで人口調整が行われる可能性は大いにあると思っています。それは、オカルト系のサイトを信じるからではなく、人間の歴史を考えた結果です。

19世紀まで、奴隷制度に対して疑問を持たずに生きることがあたりまえであった人間が、たった100年ちょっとで、すべての人が聖人君子のような思想になるとは思えません。一部の人間は、自分の利益のためなら他人を殺します。それは否定できない事実です。もし、すべての人間が己の利権よりも、全体の調和や幸せを優先できるのであれば、まず、この世界から戦争が無くなっているだろうと思うからです。

私たちの手元に届いている薬物は、何らかの形で臨床試験されてきています。その工程を私たちは知りません。私たちが普通に生活している範囲では、知ることのない、もしくは知らないほうが良いことも多く存在しているでしょう。

利権や陰謀論を唱える人たちの中には、きっとそれらの真実を垣間見ている人もいるだろうと、筆者は感じています。

医療に間違いはある、しかしそれは罪ではない

筆者は昭和46年生まれです。インフルエンザワクチンを集団予防接種していた世代です。その当時、注射針は使いまわしされていました。筆者はこのことに怒りは感じません。何故なら、その当時には、注射針を消毒するだけで充分安全であると医学会で認識されていたわけですし、学校医もその規定を守っていたわけです。誰が悪いわけでも無いと思います。しかし、それにより、肝炎にかかってしまった人たちが多く存在するのも事実です。

今、現在、有用とされているものが、10年後覆ることは大いに考えられます多くの病に対する概念が、どんどん変化しています。

たとえば、「コレステロール値が高いほうが長生き?コレステロール最新情報 」という記事を書いたときにも、医療現場が、高脂血症治療に対する変更をどうやって発表していくのだろう?と注目していましたが、実際には、「訂正するときには消極的な報道」であることに、私たちは注意しなくてはならないと感じました。

日本の医療、厚生労働省が、医学的見解に間違いがあったと考えた時に、しっかり堂々と発表してくれることで、国民は医療や国を信頼することができます。

その意味でも、筆者は前橋医師会が前橋レポートを発表し、国が方針を変えたことは、とても大切な一例であったと考えます。

医療現場が自ら調べ、民意が尊重されたという事実が重要であると考えます。

まとめ

100年後、この世界にワクチンがあるのか?疑問が残る部分があります。しかし、100年前まで人々を苦しめていた致死率の高い病が、医学的努力により激減したのは歴史的な事実です。

そして、病は、医学だけの問題ではなく生活環境が大きく影響することを忘れてはならないと思うのです。

インフルエンザや風邪に罹患した人が、マスクもせずに人前で咳をしている姿に遭遇すると、筆者はとても憤りを感じます。要は思いやりとマナーの問題。その気配りで、伝染を大いに抑制することができるはずです。

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