ちょっと意外かも?世界の軍事力ランキング

スポンサーリンク

なにかと話題の自衛隊。日本の自衛隊は日本の防衛組織と位置付けられていますが、世界的な常識で言うと、日本の軍隊になります。

皮肉にも自衛隊が軍隊なのかどうか?を論じるのは日本人にとってはとてもリスキーなので、世界の軍隊事情がどうなっているのか調べてみました。ついつい大きく強靭な戦力を持っている軍事費大国に目が行きますが、世界には様々な事情で「小さな軍隊」もしくは「軍隊が無い」国がたくさんあります。

スポンサーリンク

大きな軍事力を持つ国

軍事大国と言えばアメリカ合衆国!軍需産業が盛んであり、最新兵器の開発も常にアメリカが世界の先を行っているイメージがありますね。さて、実際はどんな数字がでてくるのでしょう?

 軍事費(億ドル)2016年

1位 米 国       6,110

2位 中 国       2,150

3位 ロシア        692

4位 サウジアラビア    637

5位 インド        559

日本は8位で461億ドル、お隣の国、韓国は10位で368億ドルです。圧倒的にアメリカ合衆国の軍事費が多いのは予想通りですが、2位の中国の3倍もの金額になるのは驚きです。では軍事費が多いということは、それだけ軍事力が強いということなのでしょうか?

実は軍事費というのは、すべてが「武器」の金額を指しているわけではないのです。軍事費の大半は「人件費です。つまり軍人のお給料を占めています。その他、軍隊の維持費軍人の恩給が含まれる場合もあります。

世界・兵士数ランキング

軍事費のほとんどが人件費ならば、アメリカ合衆国が一番軍人の数が多いはずです。ところが統計では違う結果がでます。

1位 中 国 2,993,000人

2位 インド 2,728,700人

3位 米 国 1,492,200人

4位 北朝鮮 1,379,000人

5位 ロシア 1,364,000人

このような結果が出ているのは、予備役補助的な要員も含むことも考慮する必要があります。中国の軍隊は「中国人民解放軍」と呼ばれ、正式な軍人数などは公表されていません。人民解放軍の軍隊の詳細は不明ですが多くの人が調査しているために様々な数値が公表されています。その概の数値が現役兵229万人程度、予備役51万人程度その他を含め299万人程度と想定されています。

日本における兵士数は、自衛隊の隊員数で、259,800人世界ランキングの順位は24位です。

兵士数ランキングの最下位ハイチの50人!50人の兵士でどうやって国を守るのだろう?と疑問を感じますがそれは後程。

世界軍事力ランキング(Global Firepower:2017年127か国を対象)

1位 アメリカ(0.0891)

2位 ロシア(0.0963)

3位 中 国(0.0977)

4位 インド(0.1663)

5位 フランス(0.2001)

この軍事力ランキングの考え方は難しく、軍事費兵器の数種類兵士数兵士の質兵士の士気統制力までもが盛り込まれて計算されなくてはなりません。その他、核兵器の保有軍事同盟資源力産業構造、ほか多数の条件を含めて出されたランキングです。

必ずしも、軍事費が莫大に大きければ軍事力が高いと言えるものではないのです。日本はこのランキングでは7位。お隣の国の韓国は11位。日本も韓国も核保有国ではありませんが、世界的にみれば高い軍事力を持つ国なのです。

軍隊を持たない国

軍隊を保有していない国はたくさんあります。軍隊を保有していない国家は小さな国(ミニ国家)が多く、国防は集団安全保障体制に加盟するか大国に防衛を依存していることが多いのです。

また、国土面積や人口の小さなミニ国家は、周辺の国との対立がなく軍事的な威力にさらされる危険性が無い場合や、軍隊を編成する経済が出来上がっていない理由も挙げられます。

バチカン:キリスト教精神を基調とする正義に基づき、武力紛争の回避を提唱しており国としての軍はない。教皇直属の市国警備員と呼ばれる100人規模の警察と軍を兼ね備えた組織があり、主な武装は槍と催涙スプレー。人口819人

リヒテンシュタインコスト面から1868年に軍を解体。国家警察は隣接する諸国(スイスとオーストリア)の軍と密接な関係を結んでいます。人口34,761人

ハイチ: 1994年の軍事政権退陣後に軍を解体。しかし反政府武装勢力の台頭で国内が再度混乱したため国家警察軍(7,300人規模)を編成。ただし、書類上は軍を廃止されておらず、ミシェル・マテリ大統領は軍の再建を公約しています。2012年5月に内務省が内務および国防省と改称され、国防軍の再編成の準備が進められています。人口10,033,000人

※ハイチは1804年にラテンアメリカで初の独立国家であり、黒人による世界発の共和制国家。独立以来現在まで混乱が続き、軍が政権を転覆してしまうことから軍を解体したけれども、そのためにまた国内問題が発生している状況。

その他の国:ツバル:人口9,652人、バヌアツ:人口24万人、モーリシャス:人口130万人、コスタリカ:人口489万人、パナマ:人口403万人、ソロモン諸島:人口54万人

まとめ

赤道直下の南国の島国やアフリカの国々は独自の軍事力を持たなくても問題ない国や、または持てない国が多く、逆に、東アジア世界規模でみれば軍事大国だらけ日本もその一国です。私たちが感じている以上に東アジアに緊張感がある現実は、軍事力の数値を見て初めて感じるものなのかもしれません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする