一日三食!って誰が決めたのだろう?エジソンも関与!

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規則正しく食事を摂ることは、健康の基本!身体のリズム、活動に大きく影響するので、一日3食、バランスよく食べることは、生活の基本中の基本と言われます。

しかし、マンモスを追う大昔の人も3食も食べられたのでしょうか?きっと、なかなか難しかったと思います。いつから、私たちは3食の食事を摂るようになったのでしょうか?

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江戸時代までの一日2食が一般的

江戸時代中期までは、日本では一日2食が一般的でした。力仕事をする人は、体力維持のために間食もあったようです。しかし、一般的には2食で十分だったのです。

清少納言が大工が昼に食事をしている姿を見て、何故、朝と夜以外に食事をするのか?と書いている一節があるそうです。清少納言も一日2食の生活だったのですね。

昔の人はどうして2食で良かったのでしょう?何故なら、「夜が暗い」からです。

夜、明かりのある生活は、私たちにとっては自然なことですが、江戸時代中期までは、暗い部屋を明るく照らす油は高級品。そのため、暗くなったら寝てしまうのが当たり前でした。日没とともに就寝するので、活動時間が短かったのです。

今とは違い、炭をおこし、食事の用意をしなくてはならず、食材も豊かではありません。食事もとても貴重なことだったと思われます。

しかし、一日二食だった習慣が変わってきたのが、元禄時代(1688年から1704年)と言われています。その頃、照明器具が発達しだしました。行燈(あんどん提灯(ちょうちん)が庶民の生活の中に普及し、夜、起きている時間が長くなってきたのです。そうすると、自然にお腹が空きますよね。

ロウソクの普及で仕事の時間が長くなった

日本には古来よりロウソクがありましたが、大変な高級品でした。室町時代から戦国時代までの間に和蝋燭の生産はより盛んになりましたが、それでも庶民の生活に届くようなものでは無く、とても高級品でした。

江戸時代に商工業の発達により、明かりの需要が高まり多くの藩がロウソク作りに力を入れるようになりました。ろうそく問屋も現れ、庶民の手に届くものになっていったのです。

ロウソクが普及することで、仕事の時間が長くなっていきます。これは日本だけではなく世界的に同じことが言えます。労働時間が長くなり、夜に活動することにより、夜食を取りたくなります。その生活習慣の変化から食事の回数が増えるようになっていったようです。

世界的に3食になったのはエジソンの仕掛け!

大発明家のエジソンですが、発明の一つにパンを焼くトースターがあります。エジソンはトースターを売るため、そして電気の需要を高めるため「1日3食」を宣伝したといいます。

エジソンに限らず、産業の発展とともに、需要促進のキャンペーンが盛んになっていきます。食品産業もより消費を増やしてもらうために、1日3食の啓蒙活動を盛んに行いました。

日本では明治以降に3食が定着

明治以降、人びとの労働時間はどんどん長くなります。そのため、自然に1日3食が浸透していったのではないか?と考えられています。それは世界的に見ても同じで、労働時間が長くなるにつれて食事の回数が増えていったのは同じ経緯をたどっているようです。

現代人に3食は必要か?

歴史的に見て、人がみんな3食の生活になったのは生活習慣が大きく変化していったからです。日没とともに寝て、日の出とともに活動した時代と、今の生活は大きく違います。現代人の体内時計はすでに一日のリズムの中に規則的に3食摂ることが身体の様々な機能調節維持に丁度良いように組み込まれていると考えたほうが良いようです。

3食反対派の意見もご紹介

現代の食事は、昔と違い、どれも栄養が豊富です。そのため、1日に3食も食べることが栄養過多であるという説もあります。

また、食後、早い物でも3時間は消化に時間がかかります。そのため、質の高い睡眠を得るには、食事の回数を減らしたほうが良いという説もあるのです。

1日5食の国 スペイン

逆に、食事の回数が多い国もあります。日本でのおやつが少し重いと考えると良いかもしれませんが、食事を摂る時間が違います。

1食目朝食

スペインでは朝食を軽く食べます。パンにカフェオレ程度をイメージすると良いようです。日本人でもこれくらいの朝食の人は多いと思います。

2食目アルムエルソ

お昼の前にアルムエルソという間食をとります。スペイン風のサンドイッチやタパスなど。かなりボリュームがあるものを食べます。時間で言うと午前10時~11時ごろです。

3食目昼食

一日で一番しっかりとした食事はお昼。午後2時から3時くらいに始まります。お昼が一日で一番豪華な食事を摂る国はかなり多いのです。

4食目おやつ

夕方におやつタイムがあります。時間は午後6時から7時くらい。スイーツやタパスを食べます。

5食目夕食

夜9時ごろに軽い夕食が始まります。スープやチーズ、ハム、卵焼きなどが食べられます。手をかけた食事ではなく、さっと食べることができる軽食です。

日本人から見ると、栄養を摂りすぎでは?と、思われるスペインの食事ですが、平均寿命を見ると世界8位82.3歳なので、日本とさほど変わりません。きっとおいしく楽しく食べることも健康な生活に大切な要素なのでしょうね。

まとめ

世界の風習や、職業によって、食事の回数は様々です。日本では一日3食が体内時計とのバランスが最も良いと言われているし、社会の構造が3食を基準にしているので無理に食事を減らしたり、増やしたりすることで逆に不健康になってしまう場合があります。

しかし、習慣にとらわれすぎず、楽しく美味しい食事が一番健康に良い!食事は栄養を摂るだけの目的を超え、娯楽的要素やコミュニケーションの場でもあります。ただ、一日3食の食事の用意をしてくれる主に母親には、大変な労力を強いているわけですから、感謝したいものですね。

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