太陽フレアって何だろう?今回の爆発の影響は?

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この数日、話題になっている太陽フレア。何やら大ごとで、地球に甚大な影響を及ぼす可能性もあったそうで、北朝鮮が太陽フレアの影響を懸念してミサイル発射を延期したそうですね。そして、各国でオーロラが観測されて大きな話題になっています。日本でも北海道では空が緑色に光っている様子が撮影されており、オーロラもしくは、太陽フレアの太陽風がもたらした影響のようです。

太陽フレアとはいったい何であり、何が地球に影響をもたらすのでしょうか?

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太陽フレアとは

太陽フレアとは、太陽における爆発現象太陽面爆発のことを言います。この太陽面爆発は毎日起こっており、観測上では一日に3回ほどは起こっています。多数の波長域の電磁波の増加により太陽フレアは観測されますが、大きな太陽フレアは白色光で観測されることもあります。

今回の10月6日の太陽フレアは爆発規模が通常の1000倍と観測されたため、地球にどのような影響が出るのか大変案じられたのです。

このようなスーパーフレア太陽でも約10年に一度の周期で発生していることがわかっており、過去には1989年に観測され、カナダで大停電が発生し600万人に影響をおよぼしたことがありました。また、2003年11月4日に発生した太陽フレアも地球を直撃し、スウェーデンでは停電が発生。人工衛星に不具合が発生したり、航空機がトラブルを起こしたり、今回のように各地でオーロラが観測されています。

強い電磁波の発生は、宇宙空間にある人工衛星などに影響を及ぼすことも懸念されており、今現在はまだ被害は無いものの、しばらくは太陽の活動と共に注視する必要があると考えられています。

スーパーフレアは地球に害は無いのか?

太陽のような恒星でフレアが観測されている星はたくさんあります。それらの恒星の中にはとても巨大なフレアを起こすものもあり、同じ規模のフレアが太陽で発生したら、地球の生命は死滅してしまいます。

しかし、人類史上、生命に大きな影響を及ぼすようなスーパーフレアが発生したと思われる史跡は無く、少なくとも、2000年以上は、太陽のスーパーフレアは地球の大気で生命を守れる程度のものであるため、太陽が他の恒星が見せるような、惑星の大気を吹き飛ばすようなスーパーフレアは起こさないであろうというのが、学術的見解でした。

しかし、今回の太陽フレアは今までの学術的見解では「太陽の活動の衰退期」に起こったもので、今までの学説を変える可能性があるのです。つまり、太陽活動に変化が現れたかもしれない!と、いう危機感を唱える人もいるわけです。

太陽コロナとは

太陽フレアで「コロナガス」が地球に到達!という報道を見たと思います。コロナとは何なのか?と疑問があると思うので少し詳しく説明します。

コロナとは太陽の周りに見える自由電子の錯乱光のことを指します。もしくは、太陽表面にあるもっとも外側にある電気的に解離したガス層を指します。

太陽の表面温度が6000度程度なのに対して、コロナは100万度以上もあるとても高温なガス層。地球は厚い大気に覆われ、太陽からのコロナガスの到達からも地表を守ってくれています。

2012年にとても危険な状態の太陽フレアが発生していた

2012年の7月23日は、実は人類の文明が危機に瀕するほどの超巨大太陽フレアが発生していたそうです。その太陽風が地球に直撃していたら、地球文明は18世紀まで後退していたのではないか?と言われるほどの規模でした。

2012年に地球のそばをかすめた強力な太陽風は、地球を直撃していれば「現代文明を18世紀に後退させる」ほどの威力があるものだったと、米航空宇宙局(NASA)が23日、発表した。

NASAによると、2012年7月23日に地球の軌道上を駆け抜けた太陽風は、過去150年間で最も強力なものだった。しかし、何が起きているかを理解している人はほとんどいなかったという。

参照元:12年の強力な太陽風、地球をニアミス NASA(AFP)

幸い、地球への直撃は避けられましたが、地球の軌道上にこの太陽風は吹き抜けていたので、万が一日程が少し変わっていたら、史上類の無い大被害に繋がった可能性が高いそうです。世界中の電力供給が止まり、変電所が同時に破壊され、ライフラインが世界的に止まり、人工衛星もすべて破壊されたであろうと予想されています。

まとめ

太陽フレアは頻繁に地球を直撃していることがお分かりいただけましたか?少なくとも、今までの歴史を見ると、地球は太陽フレアの影響からなんとか守られてきました

しかし、今後、また地球の電力をダウンさせるような、電子機器を無力にするような太陽フレアが発生することも十分に考えられるのです。防ぎようのないことですが、対策を考えなくてはならないのかもしれませんね。

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