非常識な110番通報は許せない!

スポンサーリンク

110番の日は、語呂合わせの関係で1月10日ですが、110番の通報システムが出来上がったのは1948年(昭和23年)の10月1日です。

筆者は人生の中で、何度110番通報をしたかなぁー?と考えてみましたが、交通事故で2回、高速道路に大きな異物が放置されていて危険だと思った時と、認知症と思われる高齢者が道の真ん中を歩いていて、通行車両がパニックになっていた時。記憶にあるのは4回でしょうか?

自分の110番通報が、正しいのか正しくないのか?それはもうわかりませんが、基本的には交通事故は軽度な場合も通報しなくてはならないし、人命に危険が及ぶと思われる時は通報してきました。

スポンサーリンク

非常識すぎる110番通報

警察本部が受理する110番通報は一日に数千件を超えるそうです。平成27年度は年間900万件をこえる通報に24時間体制で対応しています。

警察も仕事なので、どんなに110番通報が多くてもがんばって対応していただくしかないのですが、余りにも、非常識すぎる通報が多すぎて、警察は苦悩しています。

例えば、「〇〇さんの電話番号を教えて欲しい」という問い合わせ。これはNTTに問い合わせるべきこと。しかし、「104は金がかかるからこっちに電話してるんだよ!」と平然と言い切る人もいるそうです。

その他、余りにもびっくりする問い合わせが箇条書きになっていたので、ご紹介します。

○交通関係

・前を走っている車は速度違反だ、捕まえろ(通報者自身その車を追いかけているということは自分も速度超過してるはずなのだが)

・なんでこの道の制限速度は40km/hなのか? 俺はいつも60km/hで走っているが危険はない。規制を変えろ

・後ろのクルマからあおられている

○その他の苦情

・隣の家の毛虫をなんとかしてほしい

・家の軒下にハチの巣ができたので取ってほしい

・ハトが死にそうだからなんとかして

・店にスズメが入ってきたので捕まえて

・自販機のおつりが出てこない

・公園のトイレに紙がない

・パソコンの調子がおかしい

・テレビの電源が入らない

・収集日じゃないのに隣の人がゴミを出している

・ゴキブリが出たのでなんとかして

・パチンコで勝てない

○要望関係

・犬(猫)が車に轢(ひ)かれている

・終電がなくなったのでパトカーをまわしてほしい

・タクシー代がないからパトカーを向けてほしい

・家を留守にするので犬に餌をやってほしい

・自宅の鍵を忘れて、家に入れないので鍵をあけてほしい

・自宅のガスの元栓を閉めたかどうか確認してほしい

・お腹が空いたので何か食べさせてください

※これは、小学生の男子からで、聞くと、「お母さんが困ったら110番しなさいと言った」として掛けてきたもので、当時母親は近隣でパチンコをしていた。

○相談関係

・彼女(彼氏)に振られてしまった

・仕事がないので紹介してほしい

・店の飲食代が高い

・カラスが攻撃してくる

○いたずら

・「人を殺した」と話してそのまま電話を切る

・無言電話

・酔っ払いの戯言

・マニアによる一方通行のおしゃべり

・「今、何時?」

出典:東洋経済NLINE 「110番」を受ける警察の知られざる憂鬱

ある程度、いたずら電話はあるだろうとは思っていましたが、一日に何千件も通報があるうちのほとんどの電話がこのような内容の物ばかりだというのです。

このようなモラルの無い通報ばかりに対応させられていたら、警察も気の毒ですが、本当に緊急性のある通報に対応できないことが最も懸念されます。

110番通報は、緊急性のある通報が基本原則。警察は何でも屋でもないし、110番は無料のクレーム窓口ではありません!

生活の安全に関する不安や悩みは#9110に電話しよう

混乱している時に、110番に通報してしまうこともあるかもしれませんが、犯罪や事故に至っていない状況の時には#9110に電話するようにしましょう。

#9110は警察相談専用電話と言います。通報ではなく相談に対応してくれる電話窓口

例えば、近隣の迷惑行為ストーカーかもしれないという不安など平穏な生活を脅かす不安の相談に対応してくれます。

受付時間:平日 午前8:30~午後5:15(各都道府県警察本部で異なる)

※土日・祝日及び時間外は、24時間受付体制の一部の県警を除き、当直または音声案内で対応

※通話料は利用者負担

政府広報オンラインより

#9110は徐々に認知され、相談件数も伸びています。

事案により専門機関を紹介してくれることもありますし、DVの被害などは、しっかり調査して加害者を逮捕してくれているケースもあります。誰に相談していいのか?自分が被害者なのかわからないという時に、電話してみると良いのではないでしょうか。

グラフからも解るように、相談内容は様々です。刑事事件に該当するものなのか?という内容のことであっても、相談にのってくれるのです。

職場の問題でも、家庭の問題でも対象になります。消費者センターの案件かな?と思うことも、先ずは警察専用相談団電話に相談するのも良いでしょう。

110番通報は固定電話でも携帯電話でも場所が確認されています

2015年の法改正により、携帯電話、スマートフォンの位置情報を警察は事前通告なしに取得することが可能になりました。警察(110番)海上保安庁(118番)、消防、救急(119番)すべてが対象になります。

賛否両論ある話ですが、筆者は良いことだと思います。

実は、高速道路で通報しなくてはならなかったときに、車を停車できず、運転しながら携帯電話から通報しました。これも違法ですよね。高速道路の緊急用の電話も見当たらない、でも、大きな事故になる前に通報しないと・・・と、思って、運転しながら電話しました。

しかし、その当時、まだこのシステムが無かったため、異物の位置、自分の位置を伝えられず、とても困ったのです。

GPSで通報場所を確定してくれることで、通報者も安心です。

まとめ

不安を感じたり、パニックになったりして、頼るところが110番だけだ!と追い込まれた時に、110番通報してしまうこともあると思います。そんな通報には、きっと警察窓口も適切なアドバイスで対応してくれると思います。

しかし、今回引用した中には、本当にあり得ない!酔ってるのか?と、疑いたくなるようなものもたくさんありました。

冷静に判断できるときには、不安なことは#9110の警察相談専用電話を活用しましょう。誰にも相談できないようなことでも、しっかり親身になって対応してくれます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする