テレビ放送のバイアス(偏見・偏り・先入観)

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テレビは面白いから、生活必需品!楽しませてくれるし、スポーツもアニメもニュースも見れます。テレビから知る情報が生活にとても役立ちます

しかし、本当に真実を伝えてくれているのでしょうか?

選挙が近く、ネット上では、党首のテレビ討論会の在り方が問題になっています。大炎上しているものもあります。

筆者は広告の仕事をしていたことがあるので、おそらく、テレビというものの裏側を少しは知っています。そこで、筆者の経験の中で、嘘の無いようにテレビや新聞の実態をご紹介します。

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テレビ番組には編集した番組と生放送がある

誰でもわかっていることでしょうが、あえて説明します。

ゴールデンタイムや深夜に放送されるバラエティー番組はほとんど編集されて作られていますね。ドキュメンタリー番組も編集で作られています。

このような編集した番組を観るときは、「編集してるしなぁ(笑)」と感じてみていると思います。

しかし、朝のワイドショーお昼から夕方のワイドショー生放送ですよね。毎日、生放送の司会を進行する人達のバイタリティーは、本当にすごい!尊敬します。ニュースも生放送です。

ただし、番組自体は生放送ですが、その中に、編集した映像が入ってきます。

例えば、「美味しいお店の特集コーナー」とか「話題のお店紹介」などなど。この部分は事前に撮影されたものが編集されています。

編集部分の放送の撮影実態

例えば、「話題のお店」の紹介コーナーリポーターがお店を訪ねて、お店の人とやり取りをし、商品を紹介する映像が5分流れたとします。

この5分の放送のために、実際に撮影している時間は最低でも20~30分です。このようなテレビにおける撮影時間や放映時間を「」と言います。たまに聞く言葉だと思います。

5分の尺のための撮影は20分カメラで録画されているので、残りの15分の映像で話したこと、撮影したことはすべて編集でカットされます。そして5分の尺にまとめたものを放送しています。

実際の現場

筆者は何度かこのような撮影現場に立ち会っています。自分が出演していたものもあるので、撮影される立場も経験しています。

また、筆者は、テレビ番組制作の仕事にも関わっていたので、編集のやり方も見ています。

テレビにはじめて出演する人達は、とても緊張するものです。そのため、事前に原稿を用意し、カンペを作ることもありますし、どのような話をするのか事前に打ち合わせをして撮影します。

ところが、実際に20分の撮影で撮れた映像の中でどの部分を採用するかは、テレビ局や番組制作会社側の判断に完全に委ねられるのが大原則です。

そのため、話題のお店として取り上げてもらい、一生懸命話をしても、一番伝えたかったことが放送してもらえないこともあるのです。

実はお金を払って取材されているものもある

筆者は広告屋でしたから、クライアント(広告主)たくさんのお客さんが集まるように工夫しなくてはなりません。その場合、CMを使っても良いのですが、ワイドショーの中で「テレビ局が発見しました!」という取材であるほうが、CMより説得力があるのです。

そのため、「取材コーナーを買う」という手段をとります。この場合はテレビ局もお金をもらっているので、取材内容の中で、絶対にPRしなくてはならないものに最大限配慮して編集します。

つまり、コマーシャルだけが番組の収入源ではないのです。番組の中で取材しているものも広告である場合もあるのです。

新聞の中にも・・・・

新聞社は、編集部、記者と広告営業部がかなりしっかり分けられているので、テレビよりは、このような「取材に見える広告」は少ないです。

(テレビ局も同じ構造ですが、テレビはスポンサーがいないと放送できないので、広告営業部が強いのです)

基本的に新聞の方が新聞協会の規則が厳しく、新聞で記事に見えるけど広告である場合には新聞紙面の記事のスペース上に小さく「広告紙面」と記載されています。これをパブ広告と言います。

雑誌では、当たり前のように広告の紙面ページがありますが、これはみなさんも読んでいて気づくと思います。

また、無料で配布されているフリーペーパーは、ほとんどの記事が広告です。無料で配布するのですから、記事を載せてもらう会社がお金を払っているのです。

ラジオはほとんど生放送だけど、編集もある

筆者はラジオ放送30分の枠を買い、クライアントのための編集の放送を作ったこともあります。

番組の台本は広告会社が主体となり、ラジオ局と打ち合わせをしながら作ります。この時は、筆者は、放送内容の都合上、ラジオ出演して話をしていますが、「社会的に意義ある活動」を話しながら「クライアントにお客様が集まる」ように話しています

まとめ

さて、今で書いたことは、実際に筆者が仕事として経験してきたことです。広告だとわからないように、テレビやラジオ、時には新聞や雑誌とともに、お金をだしてくれるスポンサーメリットを作り上げてきました。

最後に、皆さんにしっかり考えてテレビを観ていただきたいことを伝えておきます。

番組編集では映像にテロップ(文字)を入れることができます。視聴者はテロップにとても影響されることを、番組制作側は狙っています。

テロップは、視聴者にわかりやすく番組をみてもらうための工夫ですが、その文字にバイアス(先入観)を持たせることは簡単なことなのです。

長く撮影した映像は、もっとも視聴率が取りやすいように編集します。この編集権限は撮影された側から口出しすることができません放送されている短い尺の中に映っている事象だけが真実では無いかもしれない?と、考えながらテレビを観るべきです。

テレビは楽しみましょう。しかし、信じ込んでしまうのは、危険なことが沢山あります。気を付けてくださいね。

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